← 作ったもの一覧へ
制作中 2026年10月

英語の数秘レター 自動配信

英語圏向けに、数秘術の「今月の運勢」を全12ナンバー分つくり、Gumroad の購読者へ毎月自動でメール配信する。記事の生成から配信まで、サーバーが人の手なしで回す。

script gumroad自動化python英語
開く

占いの中身ではなく、仕組みの話です。商品は洞察と娯楽として売っていて、予言や助言は含みません。

寝ている間に、毎月1本届く

作ったものを「時間の切り売りではない形」で売れるかを試すために始めた。 題材に選んだのは英語圏の数秘術(Numerology)。生年月日から出す1〜9と11・22・33のナンバーごとに、 その月の流れを読む。毎月必ず新しい号が要るので、自動化と相性がいい。

売り物は3段にした。

  • 基本記事(無料) — 数秘とは何か、自分のナンバーの出し方。すべての入口
  • 月次レター(月額のメンバーシップ) — 毎月、全12ナンバー分の「今月」をメールで届ける
  • 年間ガイド(買い切り・準備中) — 年の始まり直前に、ナンバー別の1年分をPDFで

月次と年間の記事は、冒頭の1〜2行で必ず基本記事に戻れるようにしてある。 初めて読む人が「自分はどれ?」で止まらないためだ。

毎月の流れ

28日 03:30  翌月号を生成(12ナンバー分、約5,500語)
 1日 20:20  購読者へメールで配信(日本時間。米国東部の朝6時台)

どちらもクラウドの小さな仮想マシンで cron が動かす。私がやることは何もない。

記事は AI に書かせていない。ナンバーごとの月の周期を計算し、用意した英文の部品を組み合わせて作る。 だから API の料金がかからず、同じ入力なら毎回同じものが出る。 1ナンバーあたり約420語で、「今月の意味」「恋愛(独身/パートナーあり)」「今月の相性」「体調」「注目日の使い方」「やること・避けること」が入る。 相性はその月の周期同士で判定するので、毎月入れ替わる。

品質を上げたいときに触るのは、英文の部品を集めた1ファイルだけ。プログラム本体はいじらない。

売り場が決まるまで

最初は Substack で始めた。2026年9月、決済を担う Stripe に「占い関連」と判断されて決済が止まった。 日本の事業者には占いが禁止業種に入っていて、Substack は Stripe 以外の決済を持たない。ここで道が切れた。

Medium も検討したが、「機械生成の記事は配信対象外」と明記している。自動で投稿しても読者に届かない。

最終的に Gumroad にした。

  • 規約で「洞察・内省・娯楽としての数秘・占星術」を明示的に認めている
  • Gumroad 自身が売り手になるので、自分で決済事業者を持たなくていい。海外の消費税の処理も任せられる
  • 出品も配信も CLI から叩けるので、全部スクリプトにできる

売る前に一番時間を使ったのは、作ることではなく「どこなら売れるか」を規約から確かめることだった。

勝手に送らない、二重に出さない

お金を払った人に届くものなので、自動化でいちばん怖いのは「間違ったものを全員に送ること」だった。

  • メールも商品も、必ず下書きで作る。 配信・公開は明示したときだけ。テスト中に誤って送る道を消してある
  • 同じ商品を二度出品しない。 商品ごとに固定の URL を決めてあり、何度実行しても重複しない
  • 配信前に中身を確認できる。 送らずに内容だけ出す試運転と、下書き+プレビューの2段がある
  • 他の自動処理とぶつけない。 同じサーバーで毎時0分に別のツールが動くので、時刻をずらしてある

今の状態

基本記事と月次レターの商品は公開済み。11月号のテスト配信(下書き+プレビュー)まで通った。 2026年11月号から、生成も配信も完全自動で始める。 集客用に Pinterest へ毎日1枚ピンを投稿する仕組みも用意してあり、審査が通りしだい動かす。

Python / Gumroad CLI / cron、Google Cloud の仮想マシン(無料枠)で稼働。